NPO法人だっぴが主催する「岡山の企業から社会課題を深める探求学習」として、明誠学院高等学校の生徒さん5名が来訪されました。
学生が社会の課題について考えることで、自分が関心をもつ分野への理解を深め、今後の進路(主に大学進学)に関する解像度を上げることを目的とした探究学習です。
■プログラムの流れ
【訪問前学習】高校生はグループで企業が策定したミッションに取り組む
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【企業訪問】自分たちで回答を考えた後、企業を訪問
自分たちが考えていたことや想像していた世界との差分を捉えることを通して、企業や業界、学問領域に関する理解を深めます。
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【訪問後学習】訪問を通して対象概念への理解を深め、Addミッションに挑む
高校生が相手ということで専用用語を避けての説明が大変でしたが、皆さん真剣に話を聴いてくれました。
また、事前課題として「岡山と都市部とのAI格差を埋めるためにはどうすればよいか」という少し難易度の高い問いを与えていましたが、彼らなりに調べて、AIに関する投資額の差を調べていたり、農業の自動化について調べていたりしていました。「強いAI」、「弱いAI」といった単語も出てきたことには関心いたしました。
最終的に追加の問いとして、「AIが活用できる具体例が身近にないか」を持ち帰っていただきました。こちらについては、次回の発表を楽しみにしたいと思います。