岡山県立大学の院生向け講義「産業技術特別講義」に登壇してきました!
大学院生向けに「産業技術特別講義」の授業1コマを使い講演を行いました。
本講義は、情報通信業および製造業等の分野における最新の技術動向や産業構造の転換に関する知識を深めるとともに、企業人としての心構えを滋養することを目的とし、第一線で活躍している企業人を講師として迎えオムニバス形式で実施しています。
そこで当社は「ニアショア開発とリモートワークの具体的事例~岡山のAI開発事情を超えて~」というテーマでお話しさせていただきました。
この講義では、前半部は実際に当社アイティーシーが行っている「ニアショア開発」の具体的事例を、その活動に携わっている社員自ら体験談を語るとともに、後半部は、「ニアショア開発」がナゼ、地方創成に資するキーワードなのか、昨今のIT業界を取り巻く環境解説と合わせて、当社アイティーシーと大手金融機関の双方を「兼業」スタイルで働く当社人事部門アドバイザーより行いました。
講義後に、受講者の皆様から頂いた感想によると、「ニアショア開発やオフショア開発のことはほとんど知らず、丁寧に教えていただき大変ありがたかったです。2025年問題に向けてニアショア開発が盛り上がっているとのことで、よりシステム管理の職に興味を持てました。」、「事業紹介でのICT技術を活かした地方創生については興味があるので、もう少し地方創生について具体的に詳しく知りたいと思った」、「データを扱う上では、そのデータが何を示しているのかを理解することは必要不可欠だと思うのですが、そのために自分の専門外の方と連携していくことの大切さを知り、(当社事例を見て)こうやってAIや機械学習が他の分野にも応用されていくのだと感じました。」など、当社取り組みやプレゼンテーションによる紹介が、院生の皆さんの新しい興味を少しでも引いたのであれば、当社としても嬉しい限りです!
—–
【ニアショア開発とは?】
海外の企業や事業所へ開発依頼をする「オフショア開発」に対し、「ニアショア開発」とは、システム開発や運用保守などを、国内地方都市にて同じ文化・同じ言語で実施する事をいいます。
【オフショア開発の問題点を解決】
オフショア開発では、言語の問題で発注側の意図が正確に伝わらなかったり、各国の統制により想定外の問題が発生する事があります。こういったリスクがニアショアでは軽減され、且つコスト優位も保てます。
コミュニケーションの問題/文化・商習慣の違い/生産性の向上が難しい/セキュリティー上の問題/品質意識の相違
昨年の講演記事はこちら